Readyfor:台風19号被災のみそ蔵復活の第一歩に協力を!

キセキのみそ復活プロジェクトは、クラウドファンディングReadyfor「台風19号被災のみそ蔵復活の第一歩に協力を!」をスタートしました!! 11月30日までに130万円を集めます。令和元年台風19号の被災から1年。地域のみそ屋さんの復活の第一歩として、原料の大豆を育てる活動を行っています。

台風19号被災のみそ蔵復活の第一歩に協力を! 11月30日まで 目標130万円

キセキのみそ復活プロジェクトは今年3月に、NPO法人食育体験教室・コラボの理事長飯島美香さんの呼びかけで立ち上がりました。同法人は3年にわたり長野県味噌工業協同組合連合会、ながの協働ねっと、などと協働で「善光寺みそフェスタ」を開催してきました。

その仲間である小川醸造場(長野市長沼津野)が昨年10月13日、千曲川の決壊現場すぐ横に位置していたため、みそ蔵、製造設備、原料、製造中のみそ、在庫まで、跡形もなく流されてしまいました。自宅も住める状態ではなくなってしまったのです。

なんとか小川夫妻を励まして応援したい!! 私たちにできることはないか? と模索し、このプロジェクトが立ち上がったのです。NPO法人関係者はもちろん、小川さんが農水大臣賞を受賞したみそから菌を抽出するなどの応援を進める長野県工業技術総合センターなども賛同。

まず第一歩として、夏から市立長野中学の生徒達と一緒に、みそについて学び、その原料となる大豆を育てる小川夫妻を応援しようと頑張っています。被災した千曲川河川敷を整地し、耕し、豆まきをし、草取りをし、見守っています。冬の入り口には、収穫をし、真冬には大量の大豆を選別して原料にしなければなりません。

建屋や設備、農業機械などもゼロから調達しなければなりません。「以前のようなみそができるまでは何年かかるかしれない」と小川さん。

自分で育てた「地大豆」で作る、信州の「仕込みみそ」文化を絶やしたくない。復活すれば、市民や地域の人たちの、復興のエネルギーにもなるのでは・・・・。キセキを起こしたい・・・と飯島さんたちは、みその復活を目指しています。

文責:ナガクル編集デスク ソーシャルデザインセンター 編集ディレクター 寺澤順子