SDGsとは?自分の言葉で伝えよう! みゆき野JC研修会開催される

一般社団法人みゆき野青年会議所では、今年度「SDGsを通じて私たちが暮らすみゆき野地域が明るい豊かな未来へと繋がる」ことを目標に取り組んでいる、SDGs研修会を、里の木々の紅葉も色づき始めた10月24日開催しました。

第2回SDGsステップアップセミナー」と題し、前回に引き続き、アミタ株式会社 インテグレート事業本部 渥美黄太さんと、アミタホールディングス事業戦略チーム 近藤大智さんを講師に迎え、飯山市内で開催されました。

SDGs研修会は、1回目は入門セミナーとして「SDGsとは?」を学び、2回目は「第1回SDGsステップアップセミナー」と題し、自社がSDGsのどの課題につながっているかを学びました。

最終講の本日「第2回SDGsステップアップセミナー」では、「私にとってSDGsとは」と題し、「SDGsとは、~~で、だからわたしたちは・わたしたちにとっては◯◯なんだよ」と、子どもに聞かれて説明できることを学び合いました。

前回と同じ5~6人程のグループに分かれ、講師の説明による前々回、前回の振り返り後、「第1回、第2回を終えてみて、「自分にとってSDGsとは何か?をまず自分の言葉で考え、言葉にする」ことをしました。

筆者も、下高井農林高校教師、初参加の下高井農林高校3年生、水道会社役員、仏具製造会社役員のグループに参加させてもらいました。小声で「難しいなぁ」という声も聞こえる中、「はい!こうだよね!」とさっと用紙に書き込む若い声に刺激された大人が、真剣に言葉にしていた姿が印象に残りました。

その後「各人の考えた内容について、理由も含めて共有し、各班意見交換」を、「班での意見交換から得た気づきがあれば、『自分にとってのSDGsとは何か』をさらにブラッシュアップ」しながら、意見を出し合いました。最後は、ひとりずつ、理由も説明しながら、「私にとってSDGsとは」を発表しました。

各人の発表の中、キーワード共通項は「きっかけ」「未来」。力強く発表するみなさんの今後に多いに期待します。

若い声主は、既に学校として、SDGs宣言している、下高井農林高校3年生。同高校は、最近ではクマ対策の「シブカキ応援隊」の活動や、放置竹林対策の「バンブ-キャンドル作成 などを通し、生徒にSDGsは深く浸透しているとのことです。

同高校生は会場にいる皆に、「大人に伝えたい。僕らがいきる世界を守って下さい!」と熱く語りました。

高校生の父親も外部幹事として参加していました。「息子は、私より立派に話ができる」ことに驚きながらも、「SDGsは、子どもたちは知っています。多くの大人が知らないだけ。できるできないではなく、同じ方向に向かっていくことが大事です。この機会をきっかけに、他の人にも波及させもっと日本全体に広まって欲しい」そう話す笑顔が印象的でした。

地域、企業、企業、団体などで研修会等が開かれるSDGs。

10年後の2030年。ひとつのゴールである、持続可能な開発のための2030アジェンダ のフィニッシュテープが見えた研修会でした。

文責:ソーシャルライター 野菜ソムリエプロ 増田朱美

ナガクルは国連が提唱する「持続可能な開発目標」SDGs(エスディージーズ)に賛同しています。

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