2018年1月19日「長野市ユニバーサル東口トイレマップ」の完成を記念し、ケーズタウン若里で掲示式が行われました。

位置を相談しながらみんなで掲示しました

この活動はNPO法人ヒューマンネットながのが主体。車椅子や杖を使う人や、大学講師などに声を掛け「長野市ユニバーサルタウンマップ制作プロジェクト」を結成し活動しています。過去には善光寺御開帳に合わせて、長野駅善光寺口から善光寺までのエリアでトイレの場所を調査し50カ所を掲載したマップを作成。長野工専の協力でコンピューターやスマートフォンでも使えるアプリも開発しました。

PDFはこちら→善光寺口トイレマップ  東口トイレマップ  

その後各地で調査を重ね、昨年夏には東口周辺をメンバーが歩きました。「店舗や企業で、車椅子に対応するトイレなども発見でき、21カ所を掲載することができた」とリーダーの川崎昭二さんは話します。マップ印刷を提案した篠原晴和さんは「車椅子の我々にとってマップがさまざまな場所で低い位置に掲示されていると助かる」と日ごろ感じていたことを改善できました。

掲示式では、各階のユニバーサルトイレの周辺や、出入口の掲示板など、店舗の各所に貼りました。橋田進館長は「車椅子の方にも安心して買い物に来ていただけるよう、地域福祉に貢献したい」と協力的です。

「障がいのあるメンバーが実際に歩き、まちの人たちと対話しながら、いろんな地域で進めていきたい」と川崎さん。掲載可能なユニバーサルトイレや、マップを掲示可能な場所を募集中です。

アプリ「ユニマップ(https://unip.info)」にも順次反映される予定。

2018.2.6長野市民新聞掲載「市民とNPOのひろば」