佐久市でNPOに情報発信のコツを伝授 ナガクルセミナー

「ウェブでの情報発信を学ぼう!  in 佐久」セミナー開催報告

長野県NPOセンターが運営する市民とNPOをつなぐポータルサイトナガクが主催し、公益活動団体を対象とした情報発信セミナーが11月30日、佐久市佐久平交流センターで開催された。講師を務めたのは公益コミュニティサイトCANPANの企画・運営に携わっていた吉野真佐代さん。佐久市近辺のNPO団体やナガクルソーシャルライター塾受講者などが参加した。

参加者全員で、自分の団体の簡潔な説明をしあいました。

全国の公益活動を行う団体の情報発信の例を紹介しながら、「常に更新していく情報とは別に、団体の基本的な情報のストック情報は整備しておいた方が良い」、「SNSは活動に興味を持つ人を増やすためには効果的だが、ウェブ検索では引っかからない。活動に関係するキーワードでウェブ検索から知らない人に来てもらうためには、公式サイトやブログがやはり有効」など、具体的なアドバイスが盛りだくさんの講義だった。

講座の後は個人ワークで、参加者が200字で活動や個人のプロフィールを説明する文章を作成。ポイントは、具体的にどんな活動をしているかが伝わるかどうか。ワーク後はお互いに発表し、わかりやすかった点、伝わりにくかった点などを話し合った。

終了後にNPOセンターが運営する佐久市市民活動支援センター・さくさぽで、
講師を囲んで交流会を開催しました。

参加者からは「情報発信について色々ヒントをもらったので、団体メンバーとも共有してこれから活動に活かしていきたい」と前向きな感想が聞かれた。

執筆:ソーシャルライター AWAZU

ナガクルでは、こうした情報発信に関するセミナーとナガクルの登録会を毎年2回、長野県内で開催しています。来年度は佐久市と、飯田市を予定。提携サイトCANPANに登録していただき、情報入力レベルを上げることでナガクルに登録となります。詳しくはこちらから。