あなたの小さなゴミ拾いが地球を救う(長野市)

 ゴミ拾いは楽しいスポーツ!
そう語る、イベント企画リーダー北村優斗さんは高校3年生。
 
①ゴミ拾いの楽しさを知る
②ゴミがどのくらいあるかを知る
 
この2つをゴールに開催されたイベント
「清走中~Run for trash~」長野市街地編!



学生団体:Gomitomoが主催し、
長野の高校生大学生のSDGs実現に向けた
地域まちづくり活動団体である
ユースリーチが共催で、スポーツの日の祝日
7月24日長野市で実施された。
 鍋屋田小学校周辺に定められたポイント地点を
目指しながらゴミ拾い。
途中、LINEに送られてくるミッションも制覇し、
制限時間内にスタート地に戻る。
ゴミの重さと種類、ポイント地点などを点数で競うゲーム。
 
 
予想を大きく上回る、家族、学生、社会人など約100名が参加し、
1チーム5、6名に分かれ一斉にスタート!
 
 
可燃、不燃、タバコの吸い殻に区分しながらゴミ拾い。
飲食店密集地域はタバコの吸い殻が多く、
なかなか、ポイント地点に進めないチームも。
 
「世相を表現」したゴミも多い。
   
制限時間残りわずかで、なんとか
ポイント地点に到達し、帰りは走るチームが多々!
まさしくスポーツ!




   50分間で100人の参加者が拾った
ゴミの総量は40kg。

そのうち、
ペットボトル・空き缶は135本。
タバコの吸い殻は274本。
 
1人1日当たりのごみ排出量は、811gと、
5年連続で1人1日当たりのごみの排出量が少ない
都道府県1位の長野県
  ではあるが、
この数値以外の現実が見える。
 スタッフのゴミ分別をしている間、参加者は逃走中(鬼ごっこ)で走る!
大人も子どもも、笑顔ながらも真剣そのもの。
  最後に、リーダー:北村さんは参加者にこう伝える。
 
僕も毎日、通学路でゴミを拾っている。
毎日、毎日ある。
 
ポイ捨てをなくしていかねばならない。
 
ポイ捨てをやめれば海のプラスチックゴミはなくなる
 参加者に声を聞いた。
 
こんなにゴミがあることを知らなかった。
小学校の児童会でもこれをやりたい。

(小学4年生 女子)
  「社会人になったらゴミ拾いはしたくない」
この北村優斗さんの言葉を重く受け止めた筆者である。

 
 
 
 
 
(文責:ソーシャルライター 野菜ソムリエプロ:増田朱美)


  ナガクルは国連が提唱する
「持続可能な開発目標」SDGs(エスディージーズ)に賛同しています。

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