Myストーリー
長野県NPOセンター 山室秀俊さん
(※2024年3月8日、山室さんは永眠いたしました。敬意を表し、この記事はアーカイブとして継続して掲載させていただきます。)
NPO法人長野県NPOセンター事務局長(※2021年度より代表理事)、長野県災害時支援ネットワーク代表幹事、佐久市市民活動サポートセンターのセンター長、NPO法人飯綱高原よっこらしょ事務局長といった数々の肩書きを持ち、「いつどこにいるのか掴めない」と言われているとか。スケジュールは分刻みで、まるでアイドルのようです。
本人は、「けっこうテレビっこだし、家でひたすら映画を観てるのも好きなんだよ」と笑って話します。飯山の大自然の中で生まれ、県外に進学、就職後は県内転居を繰り返します。その中で、「やっぱり山に住みたい」と飯綱高原に移住。遊休農地の活用とまちづくりを志し、「いろんな方の手を借りながら素人の力でやってしまおう!」と、10人の仲間と一緒に2008年にNPO法人飯綱高原よっこらしょを立ち上げました。活動の拠点であるオトナリハウスや地域の居場所「よのや」は自分たちで建てたもの。木を切って運んだり「大変だったけど今ではいい思い出」と当時を振り返ります。
最近は忙しくて休みもなく、趣味のバードウォッチングもあまりできないそうですが、「山もまちづくりも自分が今やってることもすべて好きなこと。休みか仕事かわからない毎日も楽しいね」と笑いました。
「土に触れていろんな体験を通じ、循環している自然の魅力を体感してほしい。また、一緒に新しいことにチャレンジしたい人も参画してみてほしい。ぜひワクワク、ホカホカな里山パラダイスへどうぞ」とよっこらしょのアピールも忘れない山室さんでした。
プロフィール:飯綱高原で家族4人とヤギと暮らす。
特定非営利活動法人長野県NPOセンター
〒381-0034長野市大字高田1029-1エンドウビル1F
TEL:026-269-0015(お電話の受付は平日10:00~17:00)FAX:026-269-0016
(記事初出:市民協働サポートセンター発行「機関紙まんまる」2020春号)