ながの協働ねっと 事務局長 亀垣嘉明さん

Myストーリー
ながの協働ねっと 事務局長 亀垣嘉明さん

「亀さん、亀さん」と親しまれている亀垣嘉明さんは愛知県出身。長野市の自宅で妻と夏野菜の収穫に忙しい日々を送っています。

東京の会社に就職し電気技師として、残業、出張はあたりまえ、徹夜あり泊まり込みありの生活の中、大型工事の受注で長野市に長期出張することに。「東京から特急あさまの最終で初めて長野に降りたものの、駅前はしーんとして真っ暗。唯一開いていたモスバーガーで一人さみしく深夜の晩ご飯」忘れられない思い出とのこと。

自信が経営するOhana Farmの人参畑で

32歳のときに突然脱サラして、なんと農業家をめざし八千穂村(現佐久穂町)で農業研修に入ります。3年間の修行を経て独立して結婚もしました。その後長野市にある妻の実家に入り9年になります。

農業の傍ら、NPO法人Happy Spot Clubに参加し初めてNPOに触れました。「何かを目指して活動している人を応援することが好きなんですよ。僕はこだわらない性格なので、壁に当たっても“しゃーないものはしゃーない”といつも適当に割り切っています」と。

2019年度よりながの協働ねっとの事務局長に就任。
ながの協働ねつとはNPO約30団体が加盟するネットワーク(代表:三田今朝光)です。


2018年、新たにながの電気クラブ」を立ち上げ電気好きのコミュニティづくりを始めました。「農業もエンジニアも原理は“ものづくり”なのでおもしろい。一人ひとりが生き生きと活躍できる場を小さくても作っていきたい。また作る応援をしていきたい」と日焼けした顔にやさしいまなざしで話していました。

プロフィール
ながの協働ねっと事務局長、ながの電気クラブ代表、NPO法人食育体験教室・コラボ理事、NPO法人長野県NPOセンター常務理事

Ohana Farm 経営。長野市朝陽地区在住、52歳

ながの協働ねっと
事務局: 市民協働サポートセンター
〒380-0835 長野市新田町 1485-1 もんぜんぷら座3階
TEL026-223-0051

(記事初出:市民協働サポートセンター発行「機関紙まんまる」2019秋号)