ながの電気クラブは2018年元日生まれの団体です。電気や機械に関係したモノづくりが好きな人の集まりで、参加できる人が運営に加わりつつ楽しむというゆったりした活動です。今回は最近の活動内容について紹介します。
不定期な活動としては、イベントに出展したり工作教室を開いています。
イベント出展では、手作りゲーム機を抱えてイベント会場へ乗り込み、子どもたちの反応を見ながら新しいからくりを考えたりしています。これまで、イライラ棒に似ていて「ドキドキ棒」と命名したゲーム機や、ピンボール風のゲーム機を作っています。
工作教室は、代表がインターネットの大海原で発掘したはんだ付けキットを基に、組み立て資料を作成して工作教室を開いています。手のひらサイズゲーム機や、地面に引いた線に沿って走るライントレースカー、こまを回転させると音楽が流れてLEDが光り出すメロディごま、超音波で距離を測る超音波距離計などの工作教室を開きました。はんだ付けが初体験の子がだんだんと慣れて上達する様子を眺めるのが楽しいです。

定期的な活動としては、「わくわく実験day」という名称で毎月1回集まり、作ったものを披露したり、持ち寄ったものを分解し中身を観察して参加者間でワイワイと交流したりしています。
今年は電源がいらないラジオでラジオ放送を受信したり、電車のおもちゃを改造してテレビ用リモコンで動かしたりしています。また、真空管と呼ばれる昔の電子部品を披露したり、真空管を使ったアンプを動作させたりしています。動いたり光ったり鳴ったりするものが分りやすく、いじっていて楽しいかも?と思ったりしてます。
「わくわく実験day」の会場は、以前は地域の公民館で開催していましたが、2023年1月からは県立長野図書館3階にある「モノコトベース」で開いています。毎月第2日曜日の午後にモノコトベースで開催しているオープンデーと同じ場所と時間で開催することで、参加する人も増えて新しい発見もあると思って会場を決めました。
以上が簡単な活動内容の紹介です。
興味のある人は、毎月第2日曜日の午後に開催するわくわく実験dayに遊びに来てみてください。
執筆:ながの電気クラブ クラブ員 澤本 昇治(さわもと しょうじ)
初出:長野市民新聞 NPOリレーコラム「空SORA」2025年11月掲載



