Team Yamassho(やまっしょ)は、やまとひとをつなぐプラットフォームとして、森林や地域が抱える課題の解決に貢献したい想いを持つ有志が集まり、約2年前に発足しました。
私たちのビジョンを簡単に説明すると、身近にある使われていない山林の使い方を提案し、使ってくれる人を探しましょう。併せて山林のある地域の課題も解決しちゃいましょう。という大変素晴らしく、無謀な(笑)チャレンジをしている団体です。
森林課題への解決策として林業を思い浮かべる方も多いと思いますが、Yamasshoはどちらかというと林業以外で山林を活用する方法を積極的に考えています。
皆さんや皆さんの周りに、「使っていない山を持っている」という方や、「うちの山を何かに使えないかな?」という方はいらっしゃいませんか。Yamasshoと一緒に活用を考えましょう。また、「山を使いたいのだけれど誰に相談すればいいの」とか、「こんなこと山でできないよね」と思っているあなたも、Yamasshoと一緒に山の活用に取り組みましょう。お試しや短時間の利用も大歓迎ですのでお気軽にご相談ください。

最近では昨年11月に信更地区の山林をお借りして「体験のもり2024」を開催しました。信更の名人を先生にお招きし、「森の中の教室」と題して薪割り教室やおやき教室、ワイン教室を行いました。長野市内外から参加者が集まり、実際に生えている木を薪に加工したり、自分たちで丸めたおやきを森の中でふかして熱々をいただいたり、ワイナリー限定白ワインをグラスに注ぎ、太陽の光でキラキラと輝くワインの色や香りを楽しんだり・・・森の中を活かした貴重な体験をしていただくことができました。参加した方からは「自然に囲まれながら上品な場を体験できることは新鮮でした」「森の中は良い!」と感動の声をいただきました。しかし、さすがに11月の野外は寒い時間帯もありましたので、そこは今後の改善点です。
寒い中、教室を実施いただきました講師の先生、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。次回はこれをお読みの皆様と一緒に、Let’s Yamassho!
執筆:Team Yamassho 千野敬子
初出:長野市民新聞 NPOリレーコラム「空SORA」2025年1月掲載