ソーシャルライター養成塾開催 多様な人材が集結!

上記はスタッフや講師、参加者の一部です。

ナガクル ソーシャルライター養成塾2020 を10月17・24日の二日間開催しました。今年度は全県からの参加を期待してオンラインでの開催としました。限定10人で、後日視聴でも課題さえこなせばOKとしました。

ソーシャルライターの仕事は「難しい言葉ではなく、市民の目線から、社会課題について触れ、その背景を分析し、時には取材をし、どう解決しようとしている人がいるかを伝えること」です。

今回の参加者は、県内で新聞などに執筆経験のあるライターや、専門性を持って活動をしている講師、社会課題へ行動を起こしている活動家など様々でした。

塾長は長野市出身、タイ国に滞在中の執筆家北原広子さんです。35年に渡って、フリーランスで本の執筆、新聞の記事執筆、ブログ執筆などを行ってきました。北原さんの、書くことへの姿勢や人生観について学びました。単純に書き方を学ぶ講座ではなく、自分にとって書くということの意味を問う内容。書くことは苦しく、自分自身を見つめ、社会の課題を見つめることに他なりません。そして、読み手の立場にも立てないと客観性も生まれない。まさに、正解がない世界です。

今回初めて、ウェブ写真撮影のコツという授業も入れ込みました。どんなにいい記事を書いても、ネット上の第一印象で、読んでもらえるかが決まる世界です。ソーシャルライターには欠かせない技術です。

そして、特別授業として飯田市でソーシャルインパクトボンドの手法を取り入れて南信州基金を設立しようと奮闘している宮國康弘さんと、NPO法人くらりnet増田綾子さんをゲストにトークセッションをしていただきました。データを元に飯田市存続へのアプローチについて考えました。

卒業生からの要望で、ウェブで映える写真撮影の講座を入れました。
書くことと撮影することは、ウェブでは一体なのです。

ナガクルは、長野県というフィールドで、地域の課題にスポットを当てさえすれば、文体も立ち位置も自由。書き手や読み手がナガクル自体を育てていく媒体です。

今年は特に皆さんの経験値が高く、ナガクルに今年中には彼らの文章を掲載する予定です。ご期待ください!!

そして、ナガクルのライターとしてだけではなく、社会性のある媒体や、冊子、ホームページなど、NPO・福祉団体・企業などからの執筆依頼も受け付けています。

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