環境啓発イベントに若者参加

2017年12月16日に、「第7回ながの環境団体大集合スペシャル」を開催しました。長野県内の環境団体と企業・学校が集まり、環境活動に関するさまざまなアイデアを伝え合う催しです。ながの環境パートナーシップ会議が主催で、年に1回の開催しています。

7回目となる今回は、「環境活動を次世代へつなげるアプローチ~持続可能な社会を目指して~」がテーマ。内容は「次世代へつなぐアイデアコンテスト」と「ポスターセッション」が行われ、市民180人程が集まりました。

 

「アイデアコンテスト」では、活動を若 い世代へどうに伝え、担い手となってもらうかをテーマに17団体が発表しました。公募した16才から30才までの若者18人が審査。「夢があるで賞」「私たちもやってみたいで賞」などの5つの賞が授与されました。

学生たちが審査

ライトダウンながの実行委員会」の発表では、家庭などでの電気の使用を減らす「ライトダウン」活動が紹介されました。テレビを消し、キャンドルの明かりで普段と違うゆったりとした家族だんらんを過ごそうというアイデアを軸に、誰でも実践しやすい形の環境活動を提案しました。

ゴマシジミ保護育成チーム」による発表では、「がんばれ!! ゴマシジミ」という紙芝居を演じ、会場にいる小さい子からお年寄りまで、楽しみながらゴマシジミの現状について学べました。

「ポスターセッション」では、21団体がそれぞれの活動を紹介する模造紙の展示や体験コーナーなどを企画。特に目を引いたのが、信州大学工学部の環境学生委員会による「次世代へつなぐ環境ゲームソフト」の紹介でした。環境クイズに答えて「ボス」の攻略を目指すという内容で、幅広い世代が挑戦できる素晴らしい活動だと思いました。

学生をはじめ多くの若者が参加

今回は、イベントの運営に3人の大学生が関わり、参加者が会場をしっかりと見て回ってもらうために、スタンプラリーを企画。60人程が参加しました。若い世代も含めた多くの方に環境問題へ関心を持ってもらうため、様々な工夫とアイデアを詰めたイベントになりました。

(第7回環境大集合スペシャルプロジェクトチーム、市民協働サポートセンターまんまる 中城隼人)

2019.1.20長野市民新聞「NPOリレーコラム」掲載