災害支援報告2 日本笑顔プロジェクト

重機操縦者を100人育成

2011年の東日本大震災をきっかけに活動を始めた「日本笑顔プロジェクト代表の林映寿さん。2年間も被災地である宮城県を往復しながら支援活動をしたとのこと。その時の経験が今の活動にもつながっています。

「災害時の初動対応は地元が担うしかない。外部からの支援団体は、常に日本中の災害に駆けつけているので、最後まで被災地にいてくれるかわからない。だから、自分たちで自分たちの地域を守っていく態勢がないといけないんです」と林さんの言葉が心に残ります。

2011年の東日本大震災をきっかけに活動を始めた「日本笑顔プロジェクト」代表の林映寿さん。2年間も被災地である宮城県を往復しながら支援活動をしたとのこと。その時の経験が今の活動にもつながっています。
重機で作業する林さん(6月被災地で)


その言葉どおり、プロジェクトでは人材育成に非常に力を注いでいます。初動対応で威力を発揮する重機を扱えるオペレーターについては「100人育成プロジェクト」と銘打ってこれまで6回も講習会を開催しました。


「でも、目標は1000人です。資格を取っても常に重機に接する人はそんなにいない。ペーパードライバーと一緒でいざというときに動かすことはできないんです。だから、多分1000人資格を取っても即戦力は100人くらい」現場での経験が豊富な林さんならではの洞察力です。


そして将来に向けた構想は「nuovo(ノーボ)」。これは、農業+防災の体験型アミューズメントパークで、農業体験に加え、重機体験やATVバギーが乗れるコース、キャンピングカーや電気自動車などなど楽しいことの延長で防災の備えをしていこうというもの。実現に期待です。

長野市民新聞「市民とNPOのひろば」2020年10月6日掲載
文責:ONE NAGANO基金 村上 
原文:ONE NAGANO基金ウェブサイト